戦時中あの「特攻基地」のあった、鹿児島県知覧町にある『豊玉姫神社』(とよたまひめじんしゃ)です。 御由緒によると山幸彦尊の妃神である、海神龍王「豊玉彦尊」の娘の「豊玉姫命」は手違いで妹神の「玉依姫命」の変わりにこの知覧に奉ぜられることとなったのが御由緒。 その他御祭神は夫神の「山幸彦尊」妹神の「玉依姫命」父神の「豊玉彦尊」の三神。 創建は定かでないが現在の地には1600年代後半に遷宮されたとある。

この神社の名物、指定文化財の「水からくり」水車の力によりカラクリ人形が動きます。開催日でなかったのでお見せできないのが残念。





立派な白鳥居です。格式の高さを漂わせます。不思議にも鳥居側のこの角度から撮影すると御社殿が右上がりのように見えます。


広い参道から望む御神殿 手水場



左右の狛犬です年代もののようですがしっかりとその造詣を残しています。「阿」(あ)「吽」(うん)。


名物「水からくり館」です。この建物自体がからくりそのもの大仕掛けの舞台です。文字通り、水力(水車の力)で動く「人形からくり」です。開催日にはたくさんの人でにぎわいます。











 この墓陵のある知覧町は南薩摩地区での観光スポット。 「特攻基地」「武家屋敷」に前出の「豊玉姫神社」 神話での一連のご由緒もさることながら「からくり人形」でも有名。  龍宮城もこの南薩摩の地にあったとされている。 笠沙地区は「ニニギ尊」の上陸地でもある。 「豊玉姫御陵」はなにげなく民間の農地の中にポツンとあるところが面白い。 見どころ満載です。 



見ていただくとわかるように本当に普通の田んぼのなかに何気なくあります。




石造りのサークルが丸く囲まれています。
この中に『豊玉姫命』の御霊が祀られています。ただし、墓石らしきものはありません。








神社参拝記