鹿児島県南部、指宿市(いぶすきし)の開聞岳の麓に鎮座する「薩摩一之宮」枚聞神社(ひらききじんしゃ)であります。砂蒸温泉で有名な温泉観光地、指宿にあって近くに『薩摩富士』といわれる開聞岳を望み少し北上すると『イッシー』で知られる池田湖(大うなぎもいます)がありそのあいだに位置します。御祭神は「大日霊貴命(天照大神)」(おおひるめむちのみこと)他八柱であります。「新田神社」と同じくこちらも薩摩一之宮神社です。
この神社は創建は定かではないが一説には 和銅元年(708年)ともいわれている。かなりの古社である。創建時は佐田彦大神(さたひこのおおかみ)を祀っていたとも。(海神的性格の渡海明神ともいわれた。)御神体はやはり開聞岳でしょう。やはり山の神様でしょうか?
開聞神社周辺は笠沙があり(天孫ニニギノミコトの妃姫、コノハナサクヤヒメとの神話が残されているところです。近くにそれにちなんだ「天の真名井」跡などの名所が数多くあります。みなさまも「神話の世界」を散歩されてみてはいかがでしょうか?
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