私の産土神社「鹿児島神宮」です。大隅之国一之宮神社で旧官幣大社です。
主祭神は「天津日子穂穂出見尊」(アマツヒコホホデミノミコト)で一般的には神話の「山幸彦」と言えばお分かりになると思います。
ご鎮座されている鹿児島県霧島市隼人町は文字通り「隼人族」発祥の地でありそれについての数々の伝説が残っています。
隼人族の始祖はこちらの神社の御祭神「山幸彦尊」の兄君「海幸彦尊」(大隅尊 おおすみのみこと)です。
神話の伝承にちなんだ「潮満石」「潮石」などの国宝級の宝物もあります。





勅使殿です。手前は能楽堂となっております。
時折、奉納の音楽会や舞踊などが催されます。毎月一日はこちらの御神官による、雅楽演奏がなされます。
由緒正しい古社らしく立派なたたずまいです。掃除も行き届いております。

 

 鹿児島神宮の玄関口、一之鳥居です。 
参道の春は桜並木となる素晴らしき光景です。本殿まで約200m、この鳥居をくぐると途中に「宮内小学校」があります。


   
「龍宮の御亀石」です。古の神話伝説の賜物です。






 境内社  武内神社
(タケウチジンシャ)
  境内社 隼風神社
(ハヤチジンシャ)
御祭神 武内宿禰命
(タケウチスクネノミコト)
  御祭神 日本武尊
(ヤマトタケルノミコト)


  境内社  四所神社
(シショジンシャ)
境内社 雨神社(アメジンシャ)
御祭神 大雀命 荒田郎女命 
根鳥尊 岩姫命(髪長媛)
御祭神 豊玉彦尊
(トヨタマヒコノミコト)

 三の社 二の鳥居前(南側)
(サンノヤシロ) 
御祭神  火照尊
(ホデリノミコト) 海幸彦
御祭神  大隅尊
(オオスミノミコト) 隼人族の首長

三の社 二の鳥居前(北側の一)
(サンノヤシロ)
 三の社 二の鳥居前(北側の二)
(サンノヤシロ)
御祭神  武禦槌尊
(タケミカヅチノミコト 鹿島大明神)
御祭神  経津主尊
(フツヌシノカミ 香取大明神)
  御祭神 豊姫命
(トヨヒメノミコト)
  御祭神 磯良尊
(イソラノミコト)


摂末社あわせて14社。主なお社には「石体神社」「卑弥呼神社」「鹿児島神宮稲荷神社」などがある。




鹿児島県霧島市隼人町にある「私の産土神社」鹿児島神宮です。 旧社格「官幣大社」というだけあって荘厳なお社ですね。 「正八幡」でもあり大分の「宇佐神宮」とその起源について未だ論議されています。

戦国時代当時から、薩摩大隅地方を統治していた「島津家」は神社の勧請や寄進奉納に積極的であったようです。

また神話の山幸彦ゆかりの古社であり神代の皇居あともあります。 やはり山の神様でしょうか? 
前出の「海幸彦尊」を始祖とする古代「隼人族」も守り神です。
 





神社参拝記
鹿児島神宮2
鹿児島神宮2