古くから九州筑後地方の中心として、近年では工業の街として栄えた福岡県久留米市に御鎮座の「高良大社」です。高良山は標高312mとありそれほど高い山でもありませんが、筑前、筑後、肥前三国にまたがる筑紫平野の中央に位置し地勢的に絶好の位置を占めて、古代より宗教・政治・文化の中心として軍事・交通の要綱として歴史上きわめて大きな役割を果たしてきました。御本殿も荘厳な構えであり立派ですし「奥宮」(奥の院・習合時代の名残でそうも言われる)もあり「寅の日」にはこちらの御聖水を求めて沢山の参拝あります。筑後之国一之宮としての貫禄は十二分です。
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